今の仕事を続けるか迷っている人へ
日本の企業・働き方として、同じ企業で長く続けることが大切、良い事だという考えが、まだ多くみられるような気がします。ですが、私はそうは思いません。なぜなら、転職を何度も経験しているからです。いちばん短い期間だと、3か月。長くても、7年ほどしか継続して同じ会社で勤めた事がありません。学生の時に就職活動をしていた頃は、ひとつの企業に一生勤める。しかも正社員で、安定した固定給と賞与を貰い、昇給を重ねて給料アップを期待し、それが正しいと思っていました。ですが、正社員を辞めその後、何度か転職を繰り返していくうちに、勤続年数はさほど関係ない。正社員でなくてもOK。固定給ではなく、しかも賞与がなくても給料は稼げると、以前とは正反対の考えになったのです。正社員を辞めたあとの職探しは、主に派遣会社に登録して希望にあった職に就く、というパターンです。派遣社員としては、3つの企業で働きましたが、どの会社も正社員へのお誘いを頂きました。また、その際の給料や雇用内容は派遣社員の時よりもかなりな好条件でした。要は、自分次第です。仕事への心構えや、常に学ぶ心さへあれば、どこにいてもスキルは上がりますし、評価してくれる人はいます。一旦、勤めていた会社を辞めるということは、人生の中で大きな決断かもしれません。給料が減るかもしれない。正社員で働けないかもしれない。スキルが追いつくか不安かもしれません。心配な事はたくさんります。キリがないです。ですが、現在の状況が自分には負担で、嫌な思いを抱えながら我慢しつつ、毎日会社へ通うぐらいなら、思い切って立ち止まる事も良い事だと思います。少しの時間をアルバイトしながら、余裕ができた時間で自分の学びに使ったり、小旅行にでかけたりもいいかもしれません。長い人生の中での転職は、さほど負担ではありません。新たな転職先が、正社員でなかったとしても、雇用形態の変更のチャンスはいくらでもあります。その為には、自分のスキルは常に磨いておく必要はあります。自分がどうしたいか、何をしたいか、学ぶ事さえ忘れなければ大丈夫です。毎日ストレスを抱えながら憂鬱な時間を過ごすぐらいなら、収入が減ったとしても、少しでも自分の「好きな事」に近づいた仕事をする方が良いです。「好きな事」をすることによって、結果がついてきて昇格・昇給する可能性はあります。転職に迷っている人には、ぜひ一歩踏み出して欲しいなと思います。
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